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2015年06月16日

釣り道具の名称

[タックル]とは?

▼仕掛けや竿、リールなどの釣り道具の総称です。このような道具を入れておく容器をタックルボックスと呼びます。


ロッド&リール

1. リール(ベイトかスピニングか?)
 リール(糸巻き機)の代表的なものには二種類あり、一つはスピニングリールもう一つはベイトリール(キャスティングリールともいう)があります。


 それぞれに長所短所があり、わかりやすく思い切って言うと初級者の方はずばり!スピニングリールの方を選んだ方が無難。大きな理由は一つ、「投げやすい」からです。遠くに飛ばせば良いというもではありませんが幅広く攻めるという理由においてスピニングの方が有利だからです。


 対してベイトリールは糸よれが少なくラインの飛距離を調節したり大物がかかった時のラインのやり取りのしやすさ、また比較的重量のあるルアーの扱いに優れています。しかし、軽いルアーなどを遠くに飛ばすのが不得意で、扱い方に慣れるまでバックラッシュ(実際にラインが出ている量より勢いのついたスプール部分が回り過ぎてしまう為、糸フケが出て絡まってしまう現象)に悩まされることでしょう。これらの点を考え、長所短所を踏まえた使い分けをした使い方をオススメします。
 

2.ロッド
 ロッドもリールと同じようにベイトロッドとスピニングロッドがあって、それぞれベイトリールとスピニングリールに合わせます。ロッドの固さや適合ライン、適合ルアーは表にしておきましたので御覧ください(製品により多少の仕様の違いがありますが、その場合は表示に従って下さい)。


ロッドアクション適合ルアー :oz(グラム)適合ライン(ポンド)
ウルトラライト(UL)1/32-3/16 (2-7g)3-6
ライト(L)1/32-1/4 (4-9g)4-8
ミディアムライト(ML)1/8-3/8 (4-14g)6-12
ミディアム(M)1/8-1/4 (6-17g)8-14
ミディアムヘビー(MH)1/4-1 (6-20g)10-16
ヘビー(H)3/8-1.1/2(8-25g)12-20

ライン(糸)

 近頃は化学技術が進み様々なラインが出ていますがここでは主なものだけを取り上げましょう。

1. ナイロン系
 水に対して比重が軽くしなやかなことが最大の特徴。しかし、耐久性が他より劣って水となじみやすく、よれやすいのが難点でもあります。

2. フロロカーボン系
 伸びが少なく、テンションがかかった状態でもパワーを発揮してくれます。しかし、ライン そのものが固い為リールに巻き取った際に乱れる性質があります。 

3. PE系

 比重が水よりも軽く伸びるということとは無縁の特殊ラインで、力強いフッキング(魚に針を引っかける瞬間)を可能にします。しかし非常に高価で、結び目の強度が非常に弱く結び方に手間がかかるのが難点です。
ベイトリールには不向きだと言われています(しかし、一部には普通の結び方で良いとされているものもあります)。


ルアー

1. トップウォータープラグ
[ トップウォータープラグの種類]
 ポッパー、ペンシルベイト、スウィッシャー、ノイジー、バズベイト・・・

ポッパーペンシル

[ トップウォーターの狙い]
 トップウォーターフィッシングは最もエキサイティングと言えるでしょう。トップウ ォーターとはその名の通りで水面付近でバスをヒットさせる釣りです。ですからフッキングする瞬間や、ルアーを追いかけてくるバスの姿が見えることもありルアーフィッシングの醍醐味を味わう事が出来ます。


[トップウォーターの使い方]
 比較的活性の高い早朝や夕方に岸際、ウィード際などを攻めます。雨の日なども威力を発揮することでしょう。夜明け頃にフィールド到着する事が出来たのならなら、まず はトップウォータープラグをキャストしてみましょう。


 アクション(動かし方)は、ポッパーならストップ&ゴー(動かして止める)が基本です。また、ペンシルベイトならルアーの頭を左右に振るよう(ドッグウォーク)にして誘うのも一つの手です。

 

2. ミノープラグ
[ミノープラグの狙い]
 ハードルアー(ワームなどはソフトルアーという)の中では、最も小魚に似た自然な形をしたルアーでバスに対しても自然にアピールする事が出来るのが特徴です。同じミノーでもその種類は様々で、主に泳層によってフローティング、サスペンド、シンキングに分けられます。


 特にルアーの動きを研究するのにはフローティングミノーは最適です。表層を泳ぐミノーを使いマスターすれば、技術はきっと他のルアーに応用出来るでしょう。


[ミノープラグの使い方]
   フローティングはシーズンを選ばず使え、その名の通り表層近くで使用するため、根掛かりが少なく動きについても視野に入るので自在に操る事が可能です。サスペンドは中層、シンキングは深層用に用います。アクションは基本的にはストップ&ゴーですが、ひたすら早く引いてくるといった方法も時には効果的です。

 時期と状況によりルアーの泳層を決め、その層を泳がせるようにリーリング(リールを捲くこと)しフローティングを使っている場合、もぐり過ぎたなと思ったらリーリングを止め少し浮くのを待ちます。 シンキングやサスペンドもその特徴に合わせてリーリング量を調節し、泳がせたい泳層をあくまでキープさせるのが肝心です。他にもトゥィッチングという小魚が逃げ惑う様子を演出するテクニックもあります。



3. クランクベイト

[クランクベイトの狙い]
 ミノー系と基本的には動きは同じです。クランクベイトはそれぞれのリップの長さによって潜る深さが違い、また、リーリング(糸を巻く動作)を止めると水面に浮かんでくるかサスペンド(比重が水と同じに設計されている為、中層で漂うこと)するように設計されています。


[クランクベイトの使い方]
 上記の狙いを良く把握しフィールドの見える範囲で操作して試してみましょう。リーリングとストップの組み合わせがポイントです。ヒケツはリーリングした後きちんと一旦ルアーを止める瞬間を演出することです。というのも、バスは本来捕食が非常にニガテな魚で、きちんと食わせるタイミングをこちらで作ってあげなければ食いつけないからです。

 リップの短い比較的フローティングタイプのものは、シーズンを選ばず使え表層に仕様するため、根掛かりが少なく動きについても視野に入るので自在に操る事が可能です。

 サスペンドは中層、シンキングは深層用に用います。アクションは基本的に はストップ&ゴーです。また、ひたすら早く引いてくるといった方法も時に効果的です。時期と状 況によりルアーの泳層を決め、その層を泳がせるようにリーリング(リールを捲くこと)しフローティングを使って、もぐり過ぎたなと思ったらリーリングを止め少し浮くのを待ちます。

 シンキングやサスペンドもその特性に合わせてリーリング量を調節し、泳がせたい泳層をあくまでキープさせるのが肝心です。


4. バイブレーション

[バイブレーションの狙い]
 最も簡単に扱えるルアーの一つで、投げて巻くだけでヒットしてくれます。
特徴はリップがないので空気抵抗が少なく遠くまで飛ばす事ができますが、反面障害物に引っかかりやすく、底を攻めるには細心の注意と覚悟が必要です。


 種類はシンキング(沈むタイプ)、サスペンド、フローティングそしてそれぞれにラトル(ルアー内部にボール状の金属玉やガラス玉が入っていて水中で音がなる仕組み)入り、ラトルなしがあります。 (あっ、そうそう、これは他のルアーにも言えることでした)

[バイブレーションの使い方]
 前にも述べた通り基本は投げてひたすら巻くだけです。重要なのはいつも同じで「いるところに投げる」です。ウィード際や、立ち木の近くはバイブレーションプラグにとっては、引っかかるリスクが高い苦手な場所なのは確かですが、その分挑戦しがいがあるでしょう。ガンバって下さい。




5. ワーム
[ワームの種類]
 ストレート、カーリーテール、パドルテール、クロー、リザード、チューブ・・・

[ワームの狙い]
 今ままで述べてきたハード系プラグに比べ、よりリアルであつかいやすく、タフコンディション(釣れにくい時)でも、時と場合に関わらず対応できるのが特徴です。価格も手頃なのでハードルアーで攻めると根がかりしたりするようなところでも攻める事が出来ます。ただ、ゲーム性の高いルアーフィッシングの中では最も地味に見える釣り方かもしれません。

[ワームの使い方]
 ワームのセットの仕方(リグ)にはいくつか種類がありますが、ここでは代表的 なものをいくつか挙げて説明しましょう。

6. その他のルアー
・スピナーベイト

 

形状から考えて、最も自然界にない形と動きなのに、なぜかよく釣れる。
バスの目にはどう映るのかは詳しく解明されていませんが、考えられるのはアピール力でしょ う。
金属で出来たブレードで水中に異音を発し、ラバースカートはヒラヒラと舞う。得体の知れない未知なものへの興味からかバスが追ってくる。摩訶不思議の世界、ぜひ一度お試し下さい! 
* ジグスピナー
スピナーベイトの小型版と考えれば良いでしょう。
ただし、ラバースカートが付いていませんので、フックの部分にはお気に入りのワームをつけてたりして使います。

 

・バズベイト

スピナーベイトに似ていて、スピナーベイトの変形版と言えばいいでしょうか。
狙いとしては、スピナーベイトが様々なレンジ(泳層)を攻めるのに対してバズベイトはトップウォーター専門なのが特徴です。
水温が上がりシャロー(上層)にバスが浮いているような時には絶好です。



小物
プライヤー、ラインカッター、この2つは必需品で、無ければ色々不便があると思います。
フィールドで持ち運ぶ際も常に取り出しやすい場所に携帯しましょう。

プライヤーラインカッター


タックルボックス

ルアーや小道具を収納で大切なのはフィールドに出た時に身に付けて邪魔にならないように持ち運べるようなものがいいでしょう。
収納性の高い、色々なケースが入るベスト(プライヤーホルダーが外に付いているものがオススメ)やウエストバッグになるようなものがあれば良いでしょう。

 小物ケースは、ポケットサイズのケースでベストのポケットなどに入れて持ち運べるので移動しながらの釣りには身軽で楽です。

 2~4段式は、左の写真のような形態です。大きな収納力が魅力です。更に大容量の引出式もあります。しかし大型の物になると携帯性はないのでボートからの釣りなどに向いています。

 携帯式は、ウエストバッグ式など様々な商品がでています。小物ケースと組み合わせて使える製品が便利です。


その他

 その他にもせっかくの記録を計るメジャーや大物を釣り上げたのを友人などに自慢する為にカメラなんかあると良いですよ。
フィールドは景色もいいですしね。あとタオルも1枚は最低必要です、あれば何にでも使えますから。




  
タグ :タックル

Posted by natulog@はじめての! at 16:59Comments(0)タックル

2015年06月15日

ランタンの選び方

■ランタンを辞書を引くと、角灯 (かくとう) や提灯(ちょうちん)という意味になります。
→ギリシア語で「輝く」という意味の「Lampein」が語源になっているようですね。

-------------------------
簡単に言うと、照明器具です。
-------------------------
野外生活では、日が沈むにつれ、徐々に周りが暗くなってくると、
サイト全体や夕食のテーブルを明るく照らすためにランタンを使用します。

夜の必需品となるランタンは、大きく分けで4種類に分かれます。

①電池式(LED、蛍光灯)
②ガス式(LPガスカートリッジ)
③液体燃料式(ホワイトガソリン、灯油)
④キャンドル式(ロウソク)

一般的には、サイト周りを明るく照らすことのできる「メインランタン」そして
テーブル周りを照らす「サブランタン」の2つが最低必要だと言われています。

「メインランタン」は広い範囲を照らす必要がありますので、光量の高い方が良いでしょう。
また、少し離れた所から照らしてくれるので、夏場なんかは虫を食卓に近づけさせない役割もあります。

ですので、

一番光量のある③液体燃料式ランタンを「メインランタン」として利用されている人も多いでしょう。
[メリット] ◎燃料費が安くなる、気温が低くても安定させることができる
[デメリット]▲手間暇がかかる(ポンピング、マントルのカラ焼き)


Coleman(コールマン)ノーススター チューブマントルランタン
⇒定価 17,500円(税込18,900円)↓
 参考価格15,556円(税込16,800円)




※ここ数年①②でも光量のあるタイプの商品も発売されてきています。
 自分の好みやスタイル、それぞれのシーンに合わせてお選びいただいても良いでしょう。


「サブランタン」はテーブルの上に置けるコンパクトなものが良いでしょう。
            ┗②ガス式がおススメです。(光量は明るすぎないように)
                       ┗マントルを使用するタイプの方がやさしい光が灯ります。
[メリット] ◎取り扱いが簡単です。(初心者、めんどくさがりの方)
[デメリット]▲残量や気温によって火力が安定しない。

Coleman(コールマン)フロンティア PZランタン
⇒参考価格4,426円(税込4,780円)



最近では①電池式ランタンでも十分明るいものもございます。
例えば、こちら↓

GENTOS(ジェントス)LEDランタン EX-1000C
⇒参考価格7,306円(税込7,890円)



メインでもサブランタンとしても用途に合わせてオールマイティにご利用できます。
→光の色の変更そして明るさは無段階調整が可能!
※但し、コスト計算も忘れずに。。。


テント内は手軽で安全な③電池式ランタンに限ります!

Quechua(ケシュア)BL 100 V2 LANTERN ランタン
⇒参考価格1,780円(税込1,922円)



【独特のフォルムと置いてもぶら下げても使えるランタン!】


ムードあるやさしい光を楽しむには④キャンドルランタンも良いでしょう。

ロゴス(LOGOS)キャンドルランタン
⇒定価 880円(税込950円)↓
 参考価格787円(税込850円)



その名の通りロウソクの光ですので、光量は少ないです。
防虫剤入りキャンドルを使うことで、夏場の虫よけにも便利です。

ランタンを選ぶ際には、バーナー類などの燃料と統一することで、効率よく消費できます。
それぞれ、長所や短所などの特徴を理解した上で選ぶとよいでしょう。
  

Posted by natulog@はじめての! at 13:03Comments(0)キャンプ用品基礎知識

2015年06月10日

キャンプ用品基礎知識/ランタン編

 



スピニングリール
  
ンタンは「マントル」という、加熱されると発光する特殊な繊維が光源になる。使用前に「カラ焼き」という作業をして灰状にするのだが、灰になった時点で壊れやすくなるので、扱いには十分注意しよう。慣れないとカラ焼きに失敗するので、予備のマントルは多めに用意しておくこと。オートキャンプで理想的なランタンの揃え方は、リビング全体を照らせる「大光量ランタン」、テーブルの上をやさしく照らす「小型ランタン」、そしてテント内照明として「蛍光灯ランタン」の3個。壊具合が少々きびしいという人は、大型ランタンを一つ購入し、光量調節や配置の工夫で、状況にあったライティングをしてみよう。
 
ベンチレーター
ランタンの上部を保護すると同時に、ここから内部の熱を逃がす。高温になるので注意。
グローブ
マントルを風などから保護するためのパーツ。おもにガラス製。
ジェネレーター
液体のまま送り込まれた燃料を気化させるためのパーツ。
燃料ツマミ
(サブバーナー)サブバーナーに送り込む燃料を調節するツマミ。
燃料キャップ
燃料注入口のフタ。きちんと閉めないとタンク内の圧が抜ける。
ボールナット
ベンチレーターを本体に固定するためのナット。
マントル
光源となる発光体。ライトでいえば、電球にあたる部分。
ベイル
持ち運ぶ時や、吊して使う時に便利なハンドル。
ヒートシールド
マントルの熱からバルブ
本体を守るパーツ。
ポンプノブ
タンク内に空気を送り込んで、圧力をかけるためのノブ。
燃料タンク
サビ止め、燃料逆流防止装置を備える。本体を支える役割も果たす。
   
   
1.燃料ツマミをOFFの位置にセット。ポンプノブも押し込んで右いっぱまで回しておく。タンク内に加圧できる程度に給油しキャップを閉める。2.ポンプノブを左に2回転させ、ノブの穴を親指で押さえながら固くなるまでポンピング(40~60回が目安)。マントルを交換する時はその後カラ焼きをする。3.燃料ツマミを少し左に回し、燃料が出る音を確認したらOFF。10~15秒後にフレーム底部から火を入れ、ツマミをHigh~Lownoの間にすると点火する。4.点火直後、さらにポンピングして加圧すると明るさが安定する。燃料ツマミではHigh~Lowの明るさ調節が可能。
1.ボールナットをはずし、ベンチレーター、グローブをはずす、マントルを指先で袋状にふくらませた後、ひもを二重に仮結びする。2.マントルをバーナーチューブの正しい位置に取り付け、しわを均等に整える。余ったひもはマントルを壊す事があるので、必ず切り取ること。3.マントルの下部からライターなどで均等に火をつけ、マントルを灰状にする。壊れたマントルの使用はグローブを割るおそれがあるので、必ず交換する。4.触れたりちょっとした衝撃、カラ焼き後のポンピングもマントルを壊すおそれがあるが、点火するとマントルは丸くふくらみ経常を保つ強度ができる。
1.ジェネレーターの下部フレームナットをゆるめる。2.バーナーを持ち上げてはずす。3.ジャムナットをゆるめ、ジェネレーターを持ち上げてクリーニングロッドをはずす。4.新しいジェネレーターのクリーニングロッドを引き出し、バルブの先端の穴に引っ掛ける。5.ジャムナットを締める。クリーニングロッドの先端は細くなっているので、取扱には注意が必要。
コールマン フューエル ファネルコールマン フューエル ファネル
ガソリン燃料を給油する際にオススメのジョウゴです。このジョウゴには燃焼器具の故障の原因となる、不純物等を取り除くフィルター機能が有りますのでオススメです。
コールマン ガソリンフィラーIIコールマン ガソリンフィラーII
コールマン純正燃料缶専用アダプター。満タン時に給油が止まります。
コールマン 工具バッグ/キット入りコールマン 工具バッグ/キット入り
コールマンの燃焼器具達をこよなく愛する方にオススメの工具キットです。いざと言う時にこれがあればとっても便利です。

コールマン 工具バッグコールマン 工具バッグ
今までバラバラに保管されていたメンテナンス道具がこれで、バッチリ収納できる最適な大きさ。マントルや予備のジェネレーター等の保管、持ち運びにとっても便利なバッグです。
コールマン リュブリカントコールマン リュブリカント
ポンピング部に有るポップカップ(パッキン)が、乾燥や破損をしていると、タンク内を加圧出来ず点火する事が出来なくなります。そんな事態になる前に必ずこのリュブリカント潤滑油を与えてください! 

コールマン 残ガソリン抜き取りポンプ

コールマン 残ガソリン抜き取りポンプ
コールマンのガソリン式ランタンやコンロ類のメンテナンスやトラブル時には是非この残ガス抜き取りポンプのご使用をオススメします。

コールマン リュブリカントコールマン  スーパーポンピング
ポンピング作業も手袋等を付けては、穴を塞ぐ事が出来ず苦労します。でも、このスーパーポンピングが有ればとっても便利です! 

コールマン  ボールナット(2ヶ入)コールマン  ボールナット(2ヶ入)
ランタンを点火するため外したときに、ウッカリどこかへなくしてしまう危険性も高い小さな小さな部品ですから、ちゃんと予備をストックしておくと安心です。

コールマン ネオプレーンポンプカップ コールマン ネオプレーンポンプカップ 
ポンピング内部にある、パッキンがこのポンプカップです。このポンプカップが劣化すると、加圧が不十分となり点火出来なくなります。その際にはこのポンプカップの交換が必要となります。

コールマン  ポンプリペアキットコールマン  ポンプリペアキット 
コールマンのガソリンツーバーナー、ランタン各種のポンプ部リペアキットです。
コールマン  フューエルキャリーケースコールマン  フューエルキャリーケース
マントルやフューエルファネルはもちろん、今までに無かった燃料小物もひとまとめにしておける、有ると便利な収納ケース。ベルトも付いているので、持ち運びにも便利。
  
  



  

Posted by natulog@はじめての! at 11:56Comments(0)キャンプ用品基礎知識

2015年06月09日

キャンプ用品基礎知識/ツーバーナー編

 



  
心者のキャンパーの質問に「家庭用の卓上コンロで代用できますか?」というものがある。工夫すれば使えるが、基本的に室内で使うことを前提に設計されているので、風邪強い時は使い物にならない。やはりアウトドアでは、専用のバーナーを用意したい。バーナーにはトレッキングなどに使われるコンパクトな「ワンバーナー」と家庭のキッチンにあるような、バーナーヘッドがふたつ付いた「ツーバーナー」がある。オートキャンプでは雰囲気作りはもちろん、手際の良さが格段に変わってきますよ。
 
グレート
格子状になった、鍋など
を載せるためのゴトク。
バーナー
炎の噴出口。出口に向かって右がメインバーナーで左がサブバーナー。
燃料ツマミ
(サブバーナー)
サブバーナーに送り込む燃料を調節するツマミ。
点火レバー
点火の際に、燃料を気化させやすくするためのレバー。
フタ
使用時には風防の役目を果たす。取り外して使うことも可能。
ジェネレーター
液体のまま送り込まれた燃料を気化させるためのパーツ
燃料ツマミ
バーナーに送り込む燃料を調節するツマミ。火加減も自由自在。
ポンプノブ
タンク内に空気を送り込んで、圧力をかけるためのノブ。
燃料タンク
ここから入れた燃料に空 圧をかけ、ジェネレーターへ送り出す。
   
 
1.収納時はコンパクト。凹凸がないので、車のトランクにもすっきりと積み込むことができる。2.グレートをはずし、ジェネレーターチューブに注意しながら燃料タンクを取りはずす。燃料ツマミとポンプノブがOFFになっていることを確認。3.タンク内に加圧できる空気を残すように純正ホワイトガソリンを給油し、燃料キャップを閉じる。4.燃料バルブをOFFにセット。ポンプノブを左に2回転させ、ノブの穴を親指で押さえながら、固くなるまでポンピングする。(100~150回が目安)5.ジェネレーターの先端をミキシング部の穴に合わせ、燃料タンクを本体にしっかりと取り付ける。サブバーナーの燃料ツマミは点火前に閉じておく。
  
6.点火レバーを上向きにセット。ライター等の炎を近づけメインバーナーの燃料ツマミを左に少し回し点火。点火後さらにポンピング。7.炎が安定したら点火レバーを下向きに。燃料バルブ操作で火力が自在に調節可能。サブバーナーはメインバーナーの火力が安定してから点火すること。8.点火直後は赤い炎が出ることがあるが、ジェネレータを通る燃料が気化されると青い正常な炎になる。左はhight状態。右はLow。  
1.プライヤーでジェネレーターチューブをはさみ、左に回転させながら抜き取る。2.中のコイルを抜き、ニードルをプライヤーではさみ、左に回転させながら抜き取る。3.新しいジェネレーターのニードルをバルブの中に取り付け、固くなったらプライヤーで1/4回転締める。4.ニードルチューブとコイルをセットして、ジェネレーターチューブを指で取り付ける。5.固くなったらプライヤーかレンチで締め込んで完了。
コールマン フューエル ファネルコールマン フューエル ファネル
ガソリン燃料を給油する際にオススメのジョウゴです。このジョウゴには燃焼器具の故障の原因となる、不純物等を取り除くフィルター機能が有りますのでオススメです。
コールマン ガソリンフィラーIIコールマン ガソリンフィラーII
コールマン純正燃料缶専用アダプター。満タン時に給油が止まります。
コールマン 工具バッグ/キット入りコールマン 工具バッグ/キット入り
コールマンの燃焼器具達をこよなく愛する方にオススメの工具キットです。いざと言う時にこれがあればとっても便利です。

コールマン 工具バッグコールマン 工具バッグ
今までバラバラに保管されていたメンテナンス道具がこれで、バッチリ収納できる最適な大きさ。マントルや予備のジェネレーター等の保管、持ち運びにとっても便利なバッグです。
コールマン リュブリカントコールマン リュブリカント
ポンピング部に有るポップカップ(パッキン)が、乾燥や破損をしていると、タンク内を加圧出来ず点火する事が出来なくなります。そんな事態になる前に必ずこのリュブリカント潤滑油を与えてください! 

コールマン 残ガソリン抜き取りポンプ
コールマンのガソリン式ランタンやコンロ類のメンテナンスやトラブル時には是非この残ガス抜き取りポンプのご使用をオススメします。

コールマン  ポンプリペアキットコールマン  ポンプリペアキット 
コールマンのガソリンツーバーナー、ランタン各種のポンプ部リペアキットです。
  
  



  

Posted by natulog@はじめての! at 17:44Comments(0)キャンプ用品基礎知識

2015年06月09日

グレゴリー/バックパック フィッティング

How to custom fit a pack your body
フレームサイズを選ぶ
どのモデルを購入するか決定したら、次にパックのフレームサイズを選びます。グレゴリーの大型・中型パックには、各モデル3~4サイズ(XS,S,M,L)のフレームサイズがあります。次のステップに従い、あなたのトルソー(胴)の長さに合ったフレームサイズを選んでいきます。
トルソーの長さを測ってください。トルソーとは第七頚椎骨(肩の曲線と首が交差したところの大きな隆起)から下へ下がって腰骨の最上部の水平な線と脊椎骨が交わったところまでです。
トルソーの長さの測定には、一般のメジャーか、グレゴリー社製のトルソー測定器「Fit-O-Matic™」を使用してください。

※トルソーの長さの測定には、一般のメジャーか、グレゴリー社のトルソー測定器を使用してください。
自分のトルソーの長さが分かったら、下表よりフレームサイズを確認してください。
Auto-Cantショルダーハーネスのセッティングスロットの位置を決定する
正しいスロット位置にセッティングすることで、体にパックをよりフィットさせます。
下表にしたがってスロットの位置を確認してください。
フレームサイズと同じサイズのウエストベルトが取り付けられていますが、自分の腰周りのサイズに合ったウエストベルトを選んで、付け替えることができます。
ウエストベルトのサイズを選ぶ
エクスペディション、アドベンチャー、エスケープ(アルペングロー除く)の
各シリーズのウエストベルトは3サイズ(S,M,L)あります。
フレームサイズと同じサイズのウエストベルトが取り付けられていますが、
自分の腰周りのサイズに合ったウエストベルトを選んで、付け替えることができます。
1.腰周り(腰骨の最上部の周り)を測定します。
2.表を見て自分に合ったウエストベルトのサイズを確認します。

ウエストベルトの角度を調節する
Adjust-A-Cant™ウエストベルトには、3段階(16°,18°,20°)の角度調節が付いています。(左図)正しい位置にセッティングすることで、ウエストへの荷重分散がよりスムーズに行われます。
角度についてはトルソー測定器「Fit-O-Matic™」を用いて測定することができます。
「フレームサイズを選ぶ」の「Fit-O-Matic™の使用方法」で確認した角度に従い、ウエストベルトの角度を調節します。Fit-O-Matic™を使用しない場合は、3段階の角度をそれぞれ試し、ウエストベルトと腰の間にすきまのない、ぴったりの角度を選んでください。
1.Flo-Form®II ウエストベルトをパック本体から取り外してください。
2.プレートに穴が3つあり、通常真中の穴にセットされています。16度の場合は上の穴、 20°の場合は下の穴にボルトを移動します。ボルトは、コインなどを用い、 スロットに当てて回すと簡単に外れます。
3. 穴にボルトをセットしたら、ウエストベルトを本体へ取り付けてください。
角度が腰の傾斜に合っているときは、ウエストベルトが腰全体を均等にカバーします。角度が合っていない場合は、ウエストベルトの上部または下部が腰から離れて浮いてします。(左図)
ショルダーハーネスのサイズを選ぶ
エクスペディション、アドベンチャー、エスケープ(アルペングロー除く)の各シリーズのショルダーハーネスは男性用、女性用とそれぞれ3サイズ(Men's S,M,L、Women's XS,S,M)があります。 ショルダーハーネスはあなたの体格に合ったものに付け替えることが可能です。パックに予めセットされているショルダーハーネスが体に合っているかを確認してください。
1.パックにある程度の荷を詰めて背負ってください。
2.ショルダーハーネスの上部にあるトップスタビライザーストラップを緩めてください
3.ショルダーハーネスのカーブが、脇の下のラインと水平であるか確認してください。
4.ショルダーハーネスのカーブが窮屈過ぎる、または、カーブが脇よりかなり下に来てしまう 場合は、別のサイズに取り替えてください。
Dose your pack fit right?
パックのフレームサイズ、ショルダーハーネス、ウエストベルトのサイズがそれぞれ決定したら、パックが体に合っているかを最終確認しましょう。
フレームサイズを選ぶ
1.ショルダートップスタビライザー、ウエストベルトスタビライザー、ショルダーハーネスを調節するための各ストラップを緩め、背負ってください。
2.ショルダーハーネスを調節するストラップを締め込み、ウエストベルトの位置を決定します。ウエストベルトの上部が、腰骨上部より約2.5cm上にくる位置が正しいポジションです。ここで腰骨を包み込むようにし、ウエストベルトのバックルを締め込みます。
Auto-Cantショルダーハーネスのセッティングスロットの位置を決定する
正しい位置でパックを背負ったら、体にパックがフィットしているか確認してください。
1.太ももを、体に対して直角(90度)になるように上げます。この状態でウエストベルトの下部先端のラインが太もものラインと水平であるか確認してください。
2.ショルダートップスタビライザーストラップを緩めます。ショルダーハーネスの下部にあるストラップの長さは下方のアタッチメントポイントまで約5~10cmが必要です。
3.ショルダーハーネスのカーブは脇の下のカーブと一致しているか確認してください。
4.ショルダースタビライザーストラップを少し締めたとき、ストラップが肩から45度か確認してください。(*エスケープ、アンチ・グラビティー、オール・テレインのパックの場合は、25度です。)
*体に合ったサイズのパックを背負った場合、肩の上部には荷重をほとんど感じないほど、荷重が他の部分に分散されていますので、長時間背負っても肩に負担が少なく疲れません
  
タグ :グレゴリー

Posted by natulog@はじめての! at 15:45Comments(0)グレゴリー

2015年06月09日

グレゴリー/テクノロジー

最新テクノロジー
パックの設計において、「いかなる使用状況下でも、常に快適な背負い心地と安定性が保たれる」というデザイン哲学をGREGORYが追求し続けて、すでに30年近く経ちます。アウトドアアクティビティーも多様化し、素材の軽量化が進む中、このデザイン哲学は変わらないまま、GREGORY独自の革新的テクノロジーがまた新たに加わりました。
WraptorTMスタビライザーシステム
 Wraptor™スタビライザー(特許申請中)は、激しい動きでもバックパネルが背面にしっかりと安定し、かつより効率のよい荷重移動を可能にするために開発されたグレゴリーの最新テクノロジーです。バックパネルのボトムにある左右のウイングのストラップを前方に引くと、バックパネルが腰から内方向へ引き寄せられ、パックが背面にしっかりと保持されます。また、バックパネルの折れを防ぎパックの荷重が簡便に、かつ広範囲に移動し、快適な背負い心地を実現します。(エスケープシリーズのアルペングロー、アンチグラビティーシリーズのGパック、スペクトラム、アドベントプロ、ウーマンズシリーズのアイリスに採用)
Exo-Frameフレームシート-
 グレゴリー社が独自に開発した高密度ポリエチレン製の軽量で柔軟な熱成型フレームシートです。人間工学に基づいてデザインされたフレームシートが、背中の曲線に合わせて予めカーブし成型されているので、体の動きに柔軟に対応しかつ、しっかりと荷重を支えます。(アンチグラビティー、オールテレインシリーズの一部モデルに採用)
Exo-Frameサスペンションシステム--
 高密度ポリエチレン製の軽量で柔軟な熱成型フレームシート(特許申請中)に、シングルアルミステイ、Auto-Cant™ハーネス、背面、ランバーの熱成型パッドを融合させた、グレゴリー社が人間工学に基づき独自に開発したExo-Frame™サスペンションシステムです。背中の曲線に合わせ予めカーブしたフレームシートと、軽量性と剛性を備えた中空のアルミ製ステイとの組み合わせにより、激しいアクションに柔軟に対応しかつ優れた荷重コントロールを発揮します。また、Auto-Cantハーネスシステムを組み込み、ハーネスは肩の動きに合わせて自在に対応します。(オールテレインシリーズのズール、エッコ、ヘイロウに採用)

*ヘイロウにはステイはありません。




ショルダーハーネス
ショルダーハーネスは、パックを背負うために両肩に掛けるパッド付ストラップです。パッドは肩への負担を軽減し、内側の体と接する面には通気性に優れた素材を採用しています。ストラップを締めることでパックを背中に引き寄せてブレないように固定します。GREGORYではより快適な背負い心地を得るための独自の技術を持ち、パックの容量や使用目的に応じてハーネスの素材、形状、厚みなどを使い分けています。
WraptorTMスタビライザーシステム
 ハーネスをフレームシートに接合させるプレートは高密度ポリエチレン(HDPE)で作られおり、プレートに付いた自在に回転するネジにより、肩の形や傾斜、また、肩の動きに合わせて自動的に調節される仕組みになっています。荷重が肩の一点に集中したり、ショルダーハーネスが肩からずれ落ちたりすることがなく、肩への不快感が全くありません。(エクスペディション、アドベンチャー、エスケープ、アンチグラビティー、オールテレイン、ウーマンズの各シリーズの一部モデルに採用)
各種ショルダーハーネス
Flo-FormⅡショルダーハーネス
Flo-FormⅡショルダーハーネス
 熱圧縮した高密度フォームを型にはめて作られているので、縫い目がなく糸が擦り切れるという問題がありません。また、高密度フォームは優れたクッション性、耐久性を誇ります。ハーネスが肩の動きに合わせて自在に動くようにプレートをネジでフレームシートに留める仕組みを採用しているため、固定式ショルダーハーネスに比べ、肩への負担が少なく、荷重移動がスムーズで非常に快適です。(エクスペディション、アドベンチャーシリーズに採用)
Stealthショルダーハーネス-
 Evaフォームと荷重コントロールパネルで構成された、柔軟性のあるフォームでできたショルダーハーネスです。内側には通気のよいAeroTech™メッシュ地、外側には丈夫な500デニールのナイロンを使用しています。肩と胸を包むデザインで、動きやすさとフィット性に優れています。(エスケープシリーズのリアリティー、グラビティーに採用)
All Terrainショルダーハーネス-
All Terrainショルダーハーネス-
 一層の熱成型フォームで、肩の曲線に合わせて予めカーブしています。通気性のよい生地で包まれており、肩が当たるフォーム部には一切縫い目がないため、糸のほつれを心配する必要がありません。(オールテレインシリーズに採用)
Stealth Liteショルダーハーネス-
Stealth Liteショルダーハーネス-
 柔らかく、薄めのフォームでできたショルダーハーネスです。内側には通気性のよいAeroTech™メッシュ地、外側には軽量な210デニールのリップストップナイロンを使用しています。Stealth™ショルダーハーネスより軽く、パッドも薄いため、非常に動きやすいのが特長です。(アンチグラビティーシリーズのGパック、アドベントプロ、ウーマンズシリーのアイリスに採用)
Sportショルダーハーネス
 柔らかいフォームでできたショルダーハーネスです。内側には通気性のよいAeroTech™メッシュ地、外側には210デニールのリップストップナイロンを使用しています。肩から脇のラインがカーブした形状で、動きやすさとフィット性が高く、アクティブスポーツに対応できます。(エスケープシリーズのアルペングロー、アンチグラビティーシリーズのZパック、スペクトラム、ウーマンズシリーズのテガに採用)
ウエストベルト
ウエストベルトは、より快適にパックを背負うために腰に巻くパッド付ベルトです。パッドを腰骨に乗る位置に合わせてストラップを締めることで荷重を肩から腰へ効率よく分散します。内側の体と接する面には通気性に優れた素材を採用しています。GREGORYではより快適な背負い心地を得るための独自の技術を持ち、パックの容量や使用目的に応じてのウエストベルトの素材、形状、厚みなどを使い分けています。
ウエストベルトシステム
Adjust-A-Cantウエストベルトシステム
 ウエストベルトの骨の部分に相当するパネルは、高密度ポリエチレン(HDPE)を独自にブレンドした原料を型に入れて作られています。氷点下の気温でも柔軟性が損なわれることはありません。このパネルは腰の形状に合わせた円錐形です。また、パックが各自の体によりフィットするように腰からヒップにかけての傾斜に合わせて3段階の角度の調節ができます。腰とウエストベルトの間に無駄な隙間が無く、パックのぶれがないため、荷重をしっかりと支えます。荷重はステイとフレームシートから垂直にウエストベルトへ移動します。(エクスペディション、アドベンチャーシリーズのパックに採用)
Multi-Cantウエストベルトシステム
各自の腰からヒップにかけての傾斜に合うようにウエストベルトの角度をVelcro®で自由に変えられるシステムです。(ウーマンズシリーズのサイレン40に採用)
各種ウエストベルト
Flo-FormⅡウエストベルト
Flo-FormⅡショルダーハーネス
 熱圧縮した高密度フォームを型にはめて作られているので、縫い目がなく糸が擦り切れるという問題がありません。内部は三層構造で、優れた安定性と耐久性を誇ります。大きな荷重もしっかり支え、かつ、腰への負担がなく腰に触れる面はソフトですので、快適な背負い心地を生みます。米国月刊アウトドア雑誌「バックパッカー」のEditor's Choice Award(編集者賞)に輝きました。(エクスペディション、アドベンチャーシリーズに採用)
Stealthウエストベルト
Flo-FormⅡショルダーハーネス
 腰の形状に合わせた筒型ウエストベルトです。腰を包み込んでしっかりとホールドします。二層フォーム構造の外側には荷重をサポートする硬めのフォーム、体に接する面には柔らかめのフォームが使われています。(エスケープシリーズのリアリティー、グラビティー、アンチグラビティーのマカループロに採用)
All-Terrainウエストベルト
Flo-FormⅡショルダーハーネス
 腰の曲線に合わせて予めカーブした熱成型フォームが通気性のよい生地に包まれています。腰が当たるフォーム部には一切縫い目がないため、糸のほつれを心配する必要がありません。ズールは2層フォームと高密度ポリエチレン製プレート、エッコは2層フォーム、ヘイロウは1層フォームの構造です。(オールテレインシリーズに採用)
Gullwingウエストベルト
Flo-FormⅡショルダーハーネス
 腰のある薄めのフォームを使用している軽量のウイング型ウエストベルトで、荷重を支えかつアクティブな動きに対応します。ベルトの裏側には通気性のよいAeroTech™メッシュ地を使用しています。(アンチグラビティーシリーズのZパック、Gパック、スペクトラム、ウーマンズシリーズのテガ、アイリスに採用)
StealLightウエストベルト
Flo-FormⅡショルダーハーネス
 柔軟性に優れた薄いフォームを使用した超軽量のウイング型ウエストベルトで、激しい動きに対応します。ベルトの内側には通気性のよいAeroTech™メッシュ地を使用しています。(アンチグラビティーシリーズのアドベントプロ、リアクター、スティミュラスに採用)
ウエストベルト
GREGORY製品に使われるマテリアルは、それぞれのパックの容量や使用目的に応じて、一番適した強度と重量のバランスを備えた素材が選ばれます。山岳マラソンやアドベンチャーレース用に開発された超軽量30デニールナイロンから、長期登山や極地遠征用パックのボトム部などに補強目的に使用される1,000デニールナイロンにポリ塩化ビニールを染み込ませた完全防水素材まで、あらゆるアウトドアシーンに対応します。
テナシティとは
生地を作るために使用する単繊維のクオリティーを表すのがテナシティです。ハイ(高)テナシティの繊維を織って作られた素材はロー(低)テナシティの素材に比べ、2~3倍の引き裂き強度があります。グレゴリー社が使用しているハイテナシティ素材は、強度、品質において優れています。
デニールとは
デニールとは繊維の太さを表す単位で、数値が小さいほど細く、軽い生地になります。グレゴリーでは、独自の技術により軽さと強度を兼ね備えた生地を開発しております。
30デニールG-ファブリック-
 1平方インチに縦糸118本、横糸115本が編み込まれたハイテナシティナイロン繊維にシリコンを染み込ませ、グレゴリー社独自のスペックに仕上げられた超軽量素材です。この製法により、生地はある程度引っ張っても伸び、簡単に引き裂けることはありません。引き裂き強度が高く、重量比で高い強度が特長です。アドベントプロ、リアクター、スティミュラスに使用されています。
70デニールG-ファブリック
 30デニールGファブリックと同様の性質を持つ、70デニールのナイロン繊維からできた軽量生地です。30デニールGファブリックに比べ、引き裂き強度は2倍あります。Gパック、スペクトラム、アイリスに使用されています。
210/140デニール Dyneema
 軽量で強いハイテナシティポリエチレン製の210/140デニールDyneema®繊維を、210/140デニールのハイテナシティナイロン素材に格子状に織り込んだ生地です。ダイヤモンドに似た炭素構造が、軽量素材に高い引き裂き強度を与えています。Dyneema®は、同重量比で鋼の10倍の強度を誇ります。生地には1オンスのポリウレタンコーティングが施され耐摩擦強度にも優れています。マカループロ(210)、Zパック(140)、テガ(140)に使用されています。
210デニール ダブルボックスハイテナシティナイロン
 210デニールのナイロン繊維を2本ずつ織って引き裂き強度を強化し、1.2オンスのポリウレタンコーティングを施した、軽量で耐摩擦性、防水性に優れ、紫外線にも強い生地です。ウエイトと耐久性のバランスがとれたこの素材は、アドベンチャー、エスケープ、アンチグラビティーシリーズの主要モデルに使用されています。
420デニールRipstormナイロン
 420デニールのハイテナシティ・ナイロンパッククロス素材に、糸を格子状に織り込んで補強した生地です。引き裂き強度と耐摩擦性、防水性をバランス良く備えています。防水性強化のための1.5オンスのポリウレタンコーティングと、紫外線による生地の劣化を防ぐための紫外線抑止処理が施されています。主に小型パックの本体に使用されています。
500デニールSpectraナイロン
 500デニールCordura®ナイロン素材に、430デニールのスペクトラファイバー(繊維)を格子状に織り込み、耐引き裂き強度と耐摩擦強度を強化した生地です。デナリプロの補強が必要な箇所や小型パックの本体に使用されています。
500デニールCorduraナイロン
 米国デュポン社が開発したハイテナシティナイロン素材です。優れた耐摩擦性と引き裂き強度、防水性を備えています。1.5オンスのポリウレタンコーティングと紫外線抑止処理を施し、グレゴリー社独自の仕様に仕上げられています。デナリプロのパック本体や小型パックのボトムなどに使用されています。
630デニールハイテナシティナイロン
 630デニールのナイロン繊維織りでできており、軽量かつ、引き裂き強度、耐摩耗性の高い素材です。オールテレインシリーズに使用されています。
640デニールダブルボックスハイテナシティナイロン
 640デニールのナイロン繊維を2本ずつ織って引き裂き強度を強化し、ポリウレタンコーティングを施した、耐摩擦性、防水性に優れ、紫外線にも強い生地です。オールテレインシリーズに使用されています。
Hypalon生地
 ハイパロンは塩素及び硫黄をポリエチレンに結合させた合成ゴムです。210デニールのナイロンにハイパロン®エラストマーを染み込ませた生地は、耐磨耗性、引き裂き強度にも優れており、負荷の掛かる箇所に使用されています。耐水、耐紫外線劣化などの特長も持ち合わせています。オールテレインシリーズ、アルペングロー、テクニカルデイシリーズに使用されています。(Hypalon®はデュポンダウエラストマー社の登録商標です。)
Shelter-Rite
 1000デニールのナイロン素材にポリ塩化ビニールを染み込ませた、完璧な防水性と強力な引き裂き強度を誇る生地です。エクスペディション、アドベンチャー、エスケープシリーズのパックのボトム、シェルターライトダッフルバックなど強度が必要な箇所に使用されています。
AeroTechメッシュ
 通気性に優れた3-D構造のメッシュです。アドベンチャー、エスケープ、アンチグラビティー、ウーマンズ、ハイドレーションの各シリーズのバックパネルやショルダーハーネス、ウエストベルトの裏面に使用されています。
Evazoteコローズドセルフォーム
 Flo-Form®のウエストベルト、ショルダーハーネス、バックパネルにはイギリスより輸入したEvazote™クローズドセルフォームが使用されています。どんなに荷重が掛かっても型崩れせず、また、氷点下の温度でもその性質が変化することはありません。今日入手できるクローズドセルの中で最良のものフォームです。Evazote™の他に同じく高品質で耐久性に優れたクロスリンクド・ポリエチレンクローズドセルフォームをいくつか採用しています。それらは三層構造のウエストベルトやランバーパッド、バックパックパネル・インサートの真ん中の層に使用されています。
ターポリン
 ポリエステル繊維の織物を硬質な合成樹脂フィルムでサンドしたビニール系素材です。アルパカに使用されています。
  
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Posted by natulog@はじめての! at 15:30Comments(0)グレゴリー

2015年06月09日

グレゴリー歴史

Brand History
 ウエイン・グレゴリーは14歳の時、ボーイスカウトの最高位に値する勲功記章(特別の功績に対して与えられる記章)プロジェクトの一環として、初めてバックパックを自作しました。それからまもなく、ボーイスカウトの地方大会で、カリフォルニア州、サンディエゴにあるアウトドア専門会社「アドベンチャー16」の創立者アンディー・ドロリンガーに出会いました。アンディーはウエインのデザインに感銘を受けました。それから2~3年の間、ウエインは「アドベンチャー16」の工場へ頻繁出入りして、そこで自作のための材料を揃えながら、バックパックのデザインをいろいろ考案しました。そして、ついにはこの若い会社で働くようになりました。

1970年、ウエインは先進のエクスターナルフレームパックの製造を目指し、彼の最初の会社「サンバード」を設立しました。その後、エクスターナルフレームパック自体の機能性に限界を感じ、1973年に会社を解散。当時新興のアウトドア産業において、ウエインは「アルペンライト」「ゲリー・アウトドア」「フロストライン・キット」「スノーライオン」など著名な多くのメーカーのスリーピングバッグ、テント、テクニカルウエアなどのデザインを、フリーランスとして手がけました。それから、ソフトパックの新しい動きとインターナルフレームという概念に彼の好奇心は傾き、自分が元々一番好きだったバックパックのデザインに戻ることを決心しました。そして、1977年、妻のスージーと二人で、グレゴリー・マウンテン・プロダクツ社を設立しました。


グレゴリー社の革新性、人間工学に基づいた設計、最高品質へのこだわりは、パック開発初期より今日に至るまで変わることなく常に新開発のパックに反映されています。ウエインは、市場に出回っていたエクスターナルフレームパックの柔軟性の欠如と、インターナルフレームの荷重サポート力の欠如を解決するために、グレゴリー社独自のアクティブサスペンションシステムを開発しました。これは、画期的なことでした。このサスペンションシステムにより、エクスターナルフレームパックの荷重サポート力に柔軟性とインターナルフレームパックの持つ快適な背負い心地が融合したパックが完成したのです。


今日、ウエインはパックデザインの巨匠であり、グレゴリーの全革新的技術の源です。才能ある若いデザイナーらと共に、現在も日夜パック開発に取り組み、毎年、新しい技術で周囲を驚かせています。快適な背負い心地、フィット性、耐久性、機能性を追及しパックに進化を与え続けています。

 


BIOGRAPHY
GREGORYのこれまでの歩みを年表でご覧下さい。
196514歳でボーイスカウトのプロジェクトの一環で、初めてパックを自作。
1970サンバード社を設立。エクスターナルフレームパックを開発、製造を開始。
1977

グレゴリー・マウンテン・プロダクツ社設立。インターナルフレームパックを開発、製造を開始。下記のリストは、この年より数年の間にウエイン・グレゴリーが独自に考案、開発した事項です。

  • 内側の全ての縫い代先端をナイロン製のバインディングテープで縫い合わせ、ナイロンの繊維のほつれ防止を、初めてパック縫製に採用。
  • トップとパネルからのローティング(荷入れ)ができるパックを初めて開発。(パックモデル名:カシン)
  • 完全防水生地Shelter-Rite® を初めてパックに使用。
  • インターナルフレームパックのハーネスの付け根の位置を変えて、背面長を調節するシステムを初めて採用。
  • パックのステイを各個人の背中の曲線に合わせて曲げることによる、フィッティングを考案。
1978

グレゴリー社独特の、中央で縫い終わるセンターロッキング・バータックを開発し、最も強度のある継ぎ目に仕上げ、縫合部のほつれを防ぐ縫製方法を開発。

1980グレゴリー社が、予め背中の曲線に合った形に整えられたカーボンファイバー製ステイをパックに使用した初めての会社となる。このステイの採用が超軽量パックの開発の足がかりとなり、「スーパーライト™」パック(1588g、84・)を発表。
1981パック上部の雨ブタをウエストベルトとして使用できるように初めて開発。
1983ショルダーハーネスとウエストベルトのサイズ交換が可能なパックを発表。ウエストベルトから縫い目を取り除き、フォームを最大に詰めたパッドを開発。
1990ジェニシスシリーズを発表。カーボンファイバー製ウエストベルトパネルに取り付けられたカーボンファイバー製ステイとDupont Hytrel™の調節可能なショルダーハーネス(Auto-Can™の前身)を採用。V字型コンプレッションストラップを採用。
1992

3層構造のFlo-Form®ウエストベルトを開発し、バックパッカー誌の編集者賞を受賞。テクニカルパックのロックロブスターとアルピニストの2モデルを発表。

1993

Flo-Form®をショルダーハーネスとバックパネルに採用。エクスペディッションパックのデナリを発表。

1995

ウエインは、トレールシリーズのエボリューションを開発し、エクスターナルフレームパックに革命を起こす。バックパッカー誌の編集者賞を受賞。

1996

IMAX(アイマックス)のエベレスト登頂にて、オーダーメイドのグレゴリーパックが使用される。その際、150万ドルのIMAXカメラはグレゴリーのパックで安全に運ばれ、エベレスト登頂の成功はフィルムに納められる。

2000

プロシリーズを発表し、バックパッカー誌の編集者賞、金賞を受賞。

2002

アドベンチャーシリーズのパックにハイテク素材を使用し、1ポンド(約450g)の軽量化に成功。

2003

超軽量生地30デニールのGファブリックと女性専用パックを発表。

2004柔軟性と荷重サポート力を追及し、新しいサスペンションシステム、Exo-Frame™を開発。新シリーズ、オール・テレインシリーズに採用。140デニールDyneema®を使用し軽量パック、Zパックを開発。
2005激しい動きでもバックパネルが背面にしっかりと安定し、かつより効率のよい荷重移動を可能にするためのWraptor™スタビライザー開発。超軽量素材30デニールGファブリックの2倍の引き裂き強度のある70デニールGファブリック開発し、アンチグラビティーシリーズに採用。

  

Posted by natulog@はじめての! at 15:23Comments(0)ブランドヒストリー

2015年06月03日

ラパラ歴史

ラパラの歴史        
 1905年 ラウリ・ラパラ生誕 
 1928年 ラウリ・ラパラ結婚 
 1930年代 漁のためにルアー作りをはじめる 
       1929年からの「世界恐慌」もあり、暮らしは非常に貧しいものだった。
   家族や生活の為、様々な工夫を漁に活かし、
   嵐の中でもボートを漕ぎ続けるラウリの姿があった。
 
 1936年 ファースト・ラパラの完成       
 
       漁師生活から学んだ経験を生かし、コルクに銀紙を巻きつけた
   ファースト・ラパラの完成。驚くべき釣果をもたらしたこのルアーは、
   オリジナルフローターの原型になった。
 
 1939年 ソ連×フィンランドの「冬戦争」勃発 
       戦争により、コルクやバルサの調達が難しくなり、
   松の皮でルアーを製作。
 
 1940年代 兵役とラパラの能力の証明 
       ラウリ・ラパラ兵役に就く。
   当時、前線の食料調達は、爆薬を用いての魚の捕獲が主だったが
   ラウリはルアーを用いて驚くべき漁獲量を証明。
   兵役を終える頃には、この噂がフィンランド全体に広がる。
 
    ルアー職人への道 
       噂が噂を呼び、ラウリの元にルアーの注文が殺到。
   息子たちと共に本格的にルアーの生産がはじまる。
 
 1952年 ヘルシンキオリンピックと見本市 
       釣り好きのアメリカ人選手が釣具店からラパラをお土産に購入。
   同時期に開催された見本市での展示から評判になる。
   これを機に様々な形で北米にラパラが浸透していく。
 
 1959年 ラパラ販売会社「ノーマーク社」の設立   
       ラパラに魅せられたアメリカ人バイヤー、ロン・ウェーバーらにより
   「ノーマーク社」設立。代理店契約を結ぶ。
 
 1962年 女優マリリン・モンローを特集した「LIFE誌」に
ラパラの記事が同時掲載。
 
       知名度が飛躍的に伸び、300万個のバックオーダーを抱える。 
   第一次ラパラ・フィーバー。
 
 1965年 カウントダウン発表 
       永久定番と呼ばれるカウントダウンの発表。
   ラウリの四男カウコが水難事故で死去。
   深い悲しみに暮れるラウリを、息子であるエスコ・リスト・エンショの
   三兄弟が盛り立てる。
 
 1974年 ラウリ・ラパラ死去   
 1982年 シャッドラップ発表と第二次ラパラ・フィーバー 
       ラウリ・ラパラ最後の作品「シャッドラップ」発表。
   35万個がソールドアウトし、100万個のバックオーダーを抱える。
   品薄状態が続くと、湖畔のベイトショップでは有料で
   シャッドラップのレンタルが発生。
   第二次ラパラ・フィーバー
 
 1999年 ラパラ・ジャパン設立 
 2000年 VMC社吸収合併 
       世界的な伝統を持つフランスのフックメーカーであるVMC社を吸収合併。
   これにより、飛躍的にラパラ純正フックの性能が向上。
   (この吸収合併以前にBLUE FOXとSTORMを傘下におく)
  
 2005年 ラウリ・ラパラ生誕百周年とLR100発表 
       ラウリ・ラパラ生誕百周年を記念して、ラパラ一族のみが
   使うことを許されていたラウリの秘宝、LR100を限定発売。 
   エスコ・リスト・エンショが二色づつフェイバリットカラーを選び
   各人のサインがプリントされている。全六色。
 
 

*この歴史年表は様々な資料に基づき作成しております。内容と異なる資料がございましたら
  ラパラ・ジャパン(株)までお申し付け下さい。

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身近なイントで、ほぼ周年デイゲームで楽しめるビッグフィッシュのファイト。
対象は大型ながら、スニーカー履きにバスロッドでも気軽にトライできる日本のシーバスフィッシングは、世界中を探しても非常に珍しいスタイルです。この恵まれた環境下でシーバスにチャレンジしないのはじつに勿体ない話。

まずは手持ちのバスタックルでラパラルアーを投げてみましょう! あなたを虜にする興奮の世界が待っています。

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トップトップウォータープラグから始めるルアーローテーション。 スキッターポップで大興奮の海面爆発!
もし釣れなくても徐々に潜行レンジをさげることにより、驚くほど魚の活性と釣果がUP。
シーバスライブ監修のエノモト氏が膨大な水中影像の分析により実証した必釣メソッドを一挙に公開します 。 

Q1)なぜ潮の下流から通すの?
A1)フィッシュイーターに限らず、逃げる物に反応するのがプレデ ターの本能です。たとえばネコの顔に向かって猫ジャラシを急激に近づければ驚いて警戒します。しかし逃げる動きをすると興奮して追いかけます。これと同様にシーバスは潮上を向いて獲物を待ち受ける魚です。よって潮下からルアーを通すことにより警戒が薄れバイトの確率もあがるのです。
 
Q2)具体的なポイントは?
A2)一晩シャローにウェーディングして投げ続ければ出るだろうけど、もっと簡単に日中、ショートレンジで出す方法。場所はズバリ、テクトロで釣れる岸壁。潮の流れる方向に向かってキャストし、岸際20cm以内をテンポ良く足元まで連続で引いてくるだけ。夜じゃなくても大丈夫。テクトロで釣れる場所なら泳層もシェードも関係なくスキッター爆発大作戦は高確率で成功するはずです。
 
Q3)なぜ潮の下流から通すの?
A3)上は水面、横は壁。逃げるに逃げられない、追われる者としては最悪の状態をスプラッシュを上げながら演出する。この2面に追い詰められた状態を連続して演出できるルアーはトップ以外にありません。キーワードは壁際20cm以内です。
 TOP Water
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Shallow Range  スキッターポップで海面爆発を楽しんだ後には、水面直下を潜行するLCシリーズの出番です。

  LC8とLC10はバルサボディーに、LC12はハードウッドに重心移動システムを組み込んだルアーです。広範囲に探るならワイドアピールのLC10。サーチベイトとしての性能は群を抜いています。魚がストラクチャーに付いている場合は、タイトウォブリングのLC8。激流やサラシを攻めるなら力強いウォブンロールのLC12。ベイトのサイズとシーバスの反応によって使いわけて下さい。

  あとはフィールドに合ったサイズジャストスピードを探るだけ。絶対にハマるスピードがあるはずです。ジャストスピードを見つけた後、ひたすら釣りまくるのがLCの使用方法だと僕は思っています。

  LCシリーズにはリップレスタイプのシャローダンサー(DS)があります。目に見えてウォブリングするわけでもローリングするわけでもなく、正直なところ釣れそうな泳ぎには見えません。

  しかし、魚には非常に魅力的に見えるようです。SDを遠投し高速で引いてきて、ストラクチャー際にさしかかった時、スピードダウンさせてやるだけでシーバスは面白いように反応してきます。

  また、波の無い夜間にはラインが弛む位の超デッドスローが抜群に効きます。バチ抜けの時はラインテンションが保たれるギリギリのスピードが効果的のようです。日中のシャローは超高速のタダ引きか、高速リーリングの間に何度かストップを入れるような使い方が良いようです。

  プレッシャーを受けやすいフィールドで効果を発揮するリップレス。しかし、これは逆を言えばアピール力に欠けるという事でもあります。水深があり魚が浮いてこない状況。波や風がありルアーが目立たない状況。リアクションでバイトを引き出さなければ食わない状況。こういう状況ではノーマルのLCに軍配が上がります。
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Middle Range  CDってルアーは、実に応用範囲が広い。トップからボトムまであらゆるレンジを探れ、スローからファストまでスピードレンジの幅も広い。ある漁師が死んだイワシと死んだシイラの沈下速度は同じだと言っていました。実はCDの沈下速度は死んだ魚の沈下速度に極めて近いのです。シーバスライブの撮影場所を決める時、シーバスが居るかどうか?探る為に僕は毎回CDをカウントダウンさせていました。

  シーバスが居れば、沈下するCDに必ず興味を持って近づいてくる。このカウントダウンの集魚効果は非常に高いものです。CDを投げる時は着底させずに、2~3mでいいからカウントダウンさせてからリーリングする。それだけで、確率は大きく違うのです。

  もう一つ、一般的ではないのですが、意外と効果的なのがCDを表層系ルアーとして使用するやり方です。夜間、風がなく、波も無いフラットな場所で使用すると効果的です。水掴みが抜群に良いため、早く引いても水から飛び出す事がありません。水面直下で水面が盛り上がるスピードで引きます。ラインは水面に出た状態なので、意外と夜光虫が出ていても効果があります。ルアーは光りまくりますが、テストでは何度も水面が爆発しました。タイトウォブリングで水面直下を高速で引けるルアーというのは意外とないものです。今年の東京湾奥では最も魚を出しているメソッドの一つなので、ぜひ一度お試しください。
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Deep Range  SeaBassLiveⅠ「真実は水の中」で、同じルアーに同じシーバスが三回も違った形でアタックすると言う、劇的なラストを飾ってくれたのが、このテールダンサーです。

  湾曲したバナナ型のボディが生み出す独特のスイミングアクションが、通常ではなかなか出会えない三度のバイトに導いたと考えています。

  ロングビルタイプのテールダンサーは潜行深度だけに目がいきそうですが、このルアー最大の特徴は何と言っても極めて自然な上昇カーブです。

  壁際に追い込まれたベイトは、横方向へ逃げ場を失うと上へと向かいます。そして水面に近づくと壁とは反対方向へと横方向の動きが加わるのです。この動きがシーバスの補食スイッチを入れるきっかけとなるのです。

  このベイトの上昇カーブを見事に演じるのがテールダンサーです。壁際に沿ってキャストして、ルアーが足下まで戻ってきたらピックアップの直前にロッドティップを壁から離す。たったこれだけで釣果は格段に上がります。テールダンサーに限らず、全てのルアー使用時に言えることですが、丁寧なピックアップが釣果を伸ばす秘訣です。
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◆ X-RAPによるジャーキングテクニック

ジャークとは、急激なテンションをルアーに与え、横方向に大 きくスライドさせる事。もちろんジャークベイトと呼ばれるタイプのルアーでないと、このスライドする動きは起きません。

たとえばスティディーアクションの定番といえるCDでジャーク を行っても、ただのストップ・アンド・ゴーになってしまいます。

そこで使いこなしたいのがタダ巻きにも対応しながらアングラーの意のままに上下左右自在なダートが可能なX-RAPシリーズ。

魚の活性が低い時や、ピンポイントで食わせたい時など、誰もが悩む厳しい状況化で圧倒的な釣果を出したことから世界的な大ヒットとなりました。

◆ 短時間で覚えるジャークの練習

ジャークの練習は、最初、5mほど先にルアーを投げ、ロッドを高く持ち上げた位置から、トン!トン!とロッドを上に弾くように動かすことで、ルアーを左右にスライドさせる事から始めてください。意外と簡単に出来たはずです。これは、ロッドを弾くごとに、ロッドが重力で常に下へ引っ張られていたから出来たことなのです。
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次は同じことをロッドを横に向けた状態で行ってみてください。今度は意識して、すばやくロッドを戻さないと同じアクションが作れないことが分かると思います。ジャークしてルアーに急激なテンションをかけ、ルアーを横方向に勢いよく移動させた後、素早くロッドを戻すことでラインテンションを抜き、ルアーが自由な慣性で動く「食わせの間」を作る。

これがジャークです。

さらにサスペンドモデル、シンキングモデルの「食わせの間」の違い、「攻略レンジ」を極めることで「食え!」と自ら作ったタイミングで「ゴン!」と強烈なアタリがあったら、今まで経験した事のない、痺れるような刺激がアナタの全身を貫くでしょう。

そのヒットは紛れもなく、「釣れた」ではなく「釣った」なのですから。


  

Posted by natulog@はじめての! at 16:35Comments(0)ブランドヒストリー

2015年06月03日

渓流釣りをはじめよう♪


渓流釣りを始めよう
 美しい景色に囲まれながら美しい水が流れる川で竿を出す。仕掛けを振り込む、目印が止まる、竿を立てる。胸に飛び込んでくるのは美しい魚たち。竿が折れんばかりに引く大物が相手ではない。いつでも数が釣れるわけでもない。それでも、釣り人を魅了する何かがあるのが渓流釣りだ。冷たい水の中では、もう春の足音が聞こえている。

●渓流釣りとは
  山奥の渓流に分け入って竿を出すのが渓流釣り。リールやウキなどは使わず、竿・糸・目印・ハリだけのシンプルな道具で渓流魚を釣り上げる「ミャク釣り」が一般的。釣り場では好き勝手に釣っていいというものではなく、ほとんどの河川は漁協の管理下に置かれている。各河川で定められたルール(体長制限、禁漁期間など)に従うこと。ポイントを変えながら上流へと釣り上がるのが基本だが、黙って先行者を追い越すのはマナー違反。渓流に棲むサケ科の魚たちは管理釣り場のそれとは違い、もともと警戒心が強い。ドカドカとむやみに川に立ち込んだりすると、魚を追い散らすことになるので注意。

入漁券とは遊漁券ともいう。現在の河川では渓流魚を放流して魚影の維持に努めているところがほとんど。漁協は放流をおこなうかわりに入漁料を徴収するシステムになっている。その日だけ使える日券と、期間内に何回でも使える年券とがある。入漁券は川沿いの釣具屋や雑貨屋などで販売されているが、早朝にはお店が開いてないこともあるので注意。日券は現場で監視員から購入すると割高になることが多い。


渓流釣りのターゲット

ヤマメ アマゴ イワナ
   
■ヤマメ■アマゴ■イワナ
パーマークと呼ばれる小判型の模様が銀白色の魚体に映える渓流の女王。静岡県以北の太平洋側や日本海側、北海道、九州などに分布。海へ下って大きくなったものが鱒ずしで有名なサクラマス。つまりヤマメはサクラマスが渓流に居残ったものだ。渓流でよく釣れるのは20cm前後。中部、関西の太平洋側や瀬戸内海沿岸、四国、九州の一部に分布するのがアマゴ。ヤマメとそっくりだが体側に朱点があるのが特徴。海に下って大きくなったものはサツキマスと呼ばれる。河川の最上流部に棲むのがイワナ。体側に散らばる薄い斑点が特徴だが、色など個体差が激しく分類が難しい魚。よく釣れるのは25cm前後。海に下って大きくなったものはアメマスと呼ばれ、北海道や東北などで見られる。

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タックル&ウェア

渓流釣りのタックルと仕掛け  
 
 
仕掛けは簡単そうだけど結び方も解らないし道糸や鈎やいっぱい種類が有りすぎてどれがいいのか解らない・・・っとお悩みの方も多いはずです。そんな悩みもご心配なく!当店が売れ筋のセットになった渓流仕掛けを紹介します。
竿の先っちょに結んで後はエサをつけるだけで釣りが出来ちゃうチョ~便利仕掛け。
仕掛けを竿の長さにあわせる事を忘れずに!つり方については【テクニック】のコーナーで詳しく紹介してますのでがんばって釣っちゃってください。
初期は仕掛けを重く、盛期は繊細に
まずは一般的な仕掛けから。竿は川の大きさに合わせて渓流用の4.5~6.3m。道糸は0.6~0.8号、ハリスは0.3~0.6号を30cmほど。仕掛けの全体の長さは竿よりも50cmほど短めにする。俊敏なヤマメ・アマゴには細仕掛け、エサをのみ込むことが多く、釣れるサイズも大きめのイワナには太めの仕掛けが向いている。ハリは渓流用の6~7.5号。最近ではエサの種類に対応したハリも販売されているので分かりやすい。もうひとつは通し仕掛け。竿は同じだが、0.25~0.4号を結び目なしで使用する。ただし、天上糸といって0.8号くらいの糸を竿先から2mほど取る。天上糸には移動できる編み付けを作り、そこに糸を結ぶようにする。仕掛けの全長は竿いっぱい。盛期になって神経質になった魚を繊細な仕掛けと軽いオモリで釣るときに向いている仕掛けだ。  


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エサいろいろ
イクラ川虫ミミズ
イクラヒラタキンパククロカワムシミミズ
ご存じサケの卵。2、3粒刺して解禁当初に使うと効果的。ハリに刺すときは中の゛目″を避けること。さもないとつぶれてしまうので注意。ヒラタカゲロウの仲間の総称。川の石をめくればチョロチョロとはい回るのですぐにつかまえられる。軟らかくて魚の食いは最高にいい。盛期の神経質な魚にも効く。尻からハリを刺して体側に抜く。小さいものは2、3匹刺しに。比較的小型のカワゲラの幼虫で、黄色みを帯びたものの総称。解禁当初から効果があり、岐阜方面で多用される。ところによってはコンビニにも置いてあるほど丈夫。刺し方はヒラタと同じ。ニッポンヒゲナガカワトビケラの幼虫。石の表面に砂利を集めて作った巣の中にいる。里に近い釣り場では絶対的な効果がみられることもある。硬い頭部を避け、その下にハリを刺す。増水時や大物には抜群のエサ。ハチマキと呼ばれる帯のような部分を避けてハリを刺す。ミミズ通しと呼ばれる器具を使えばエサ持ちが抜群によくなる。

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1偏光グラス   2帽子
SMG-20 KOH Ti(コーティーアイ)CA-019C ネクサス ゴアウィンドストッパー シェルシマノキャップ(ツバワイドタイプ)
SMG-20 KOH Ti(コーティーアイ)
フライフィッシャーに最もオススメなのが、これ!帽子を深く被っていても、ストレートテンプルなので着脱が容易で、こめかみが痛くならず、パイロットグラス風なのがプロっぽくてカッコイイ。

CA-019C ネクサス ゴアウィンドストッパー シェルシマノキャップ(ツバワイドタイプ)
防水・透湿、撥水性のあるゴアウィンドストッパーシェルを採用した『シェルシマノキャップ』。ワイドなツバは偏光グラス装着時に絶大な効果を発揮します。カラーはシルバーで熱を吸収しにくく通年使用できるオススメのアイテムです。
3シャツ4ベスト
スパッタッシュメッシュ防蚊ジャケット JA-001D撥水フィッシングベスト VE-034D
スパッタッシュメッシュ防蚊ジャケット JA-001D撥水フィッシングベスト VE-034D
抜群の収納力を発揮する多数のポケット、快適性を高めるベンチレーション。袖のロールアップで、ベーシックデザインでありながら、機能性を高めたフィッシングシャツ。基本機能を備えた汎用性の高いシンプル撥水ベスト。肩部は着心地を考慮したクッション仕様。背中上部にネットホルダーとして使用可能なD環付。
  
5エサ箱
6ビク 7タモ 8ベルト
シマノ クールリバーXT WB-062C シマノ 渓流ダモG TM-031X シマノ フィッシングベルト BE-111N
シマノ クールリバーXT WB-062C シマノ 渓流ダモG TM-031X シマノ フィッシングベルト BE-111N
ショルダーベルトはもちろんのことウエストベルトとしても使用できる2WAY仕様!!水や汚れが染み込まない防水生地を採用しているため大変使い勝手のよいオススメの一品です。
 川底に密着する天井フラットタイプなため川虫を逃がしません。痛みやすいフレーム周辺を耐摩擦布でガードと気の利いた設計。

 タモを差したり、エサ箱をセットしたりする。転倒したとき、ウェーダーの浸水防止の役割も兼ねる。
8ベルト
シマノ エアサーモベイト ステンXT CS-030Cダイワ タックルベルト II
シマノ エアサーモベイト ステンXT CS-030Cダイワ タックルベルト II
グリップでベストのエサ箱ホルダーやベルトに装備出来るため身動きが取り易く大変便利です。何より脱着可能な防水小物ケース(スタッフケース)が付いてるため便利さに便利さが加わったおすすめの一品です!! 
 

ウェーダーの基礎知識
素材特性
ナイロン丈夫で比較的軽量だが、透湿性がなく丈の長いウェーダーほど内部が激しく蒸れるのが欠点。値段が安いのが魅力。
ゴアテックス透湿性があり、あまり蒸れないのがゴアテックスをはじめとする透湿素材の魅力。気温が高い季節やアップダウンの激しい釣り場に向く。ナイロンと比べればやや値が張る。
ネオプレーン保温性があり、弾力もあるのでほかの素材と比べればケガをしにくい。通常のブーツ型は解禁当初の寒い時期に向く。また、細身のタイプ(アユ用ウエーダーがよく使われる)はオールシーズンOK。多少の蒸れに目をつむっても、水の抵抗が少なく動きやすい利点がある。


テクニック

ポイント
エサの捕り方
川虫取り網
ダイワ 簡単ゼロパーフェクトジョインター
川虫取り網
 ヒラタやキンパクは川底の石を足でゴロゴロひっくり返し、下流にタモや川虫捕り用の網を構えれば簡単に捕れる。ヒラタは石をめくって直接捕まえてもいい。ピンセットがあると便利だ。脚をちぎらないように注意しよう。クロカワムシも石をめくって巣の中から取り出す。小砂利を集めて作った巣はすぐにわかるはずだ。
川の増水などで川虫の着いている石に手の届かない場合など、なにかと重宝するアイテムです。餌釣りにはぜひ必要です。
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下流の魚から釣り上げる
 初めての渓流では、少し小さめの川に入ってみよう。大きな川だとポイントが絞りにくいからだ。小さな川は階段状の「落ち込み」が連続し、初心者にもわかりやすい。小さな規模の落ち込みなら水が落ち込む部分にエサを投入し、流れ出しまで流しきってしまえばいい。一度に流しきれないような少し大きめの場所に出くわしたら、ポイントを区切って仕掛けを流してみよう。最初は流れ出し、次に水が落ち込む部分を攻める。渓流魚は上流に頭を向けているので釣り上がりが基本だ。流れ出しの魚を追い払ってしまうと上流の魚も釣れなくなるので注意。また両サイドの流れが反転する巻き返しは初期やイワナの好ポイント。じっくり粘ってみよう。

仕掛けの流し方


■アタリとアワセ

アタリのパターン
変化があれば即アワセ
流れていた目印が止まったり、引き込まれたり、流れの筋からスッと外れたりすれば、それがアタリだ。反応があれば即、竿先をほんの少し上げて合わせる。ただし、ヤマメやアマゴはこの早アワセが基本だが、イワナやミミズをエサにした場合は少し遅アワセ気味にした方がいいだろう。

クーラーへの入れ方

■おいしく持ち帰る方法
エラを取れば傷みにくい
 釣り上げた魚はいったんビクに入れ、ある程度時間が経過すれば内蔵を取るようにする。肛門からナイフを入れて腹を割き、内蔵を取りだした後、背骨に沿ってある黒い部分も親指のツメを使って落とす。見ばえは悪くなるが、エラも取ってしまう方が魚は傷まない。ビクの魚をクーラーに移す際は新聞紙などを敷いて魚を氷に直接当てないようにしよう。


■塩焼き■■刺身■
塩焼き刺身
シンプルだがうまさが引き立つ
手軽にできる反面、上手下手が出やすい料理が塩焼き。魚の味がもっともよく表現される料理法だ。炭を使うにしろ、家庭用のガスコンロを使うにしろ「強火の遠火」に近づけてやるのがポイント。コンディションのよい盛期のヤマメやアマゴを食べれば目からウロコが落ちるだろう。
イワナの刺身
まったりとした食感で甘みが際だつ
【材料】
ヤマメ・アマゴ・イワナ、塩(粗塩がベスト)
 
【作り方】
1.腹を割いた魚の口から串を刺し、波打たせて「踊り串」にする。
2.熱した魚焼き器やグリルに置く。グリルの場合は串を打たない方がいい。
3.片面に軽い焦げ目がついたらひっくり返す。
4.キツネ色に焼けたら完成。
【作り方】
1.内蔵を取り出しお腹の中をきれいに洗う。ウロコは付けたままでかまわない。
2.頭の後ろで皮に切れ目を入れ、皮を歯でかみ尾ビレの方向に思い切り引っ張り皮をはぐ。
3.尾ビレの付け根で止まった皮を包丁で落とし三枚におろす。
4.腹骨をそぎ、食べやすい大きさに切り分ければ完成。


  
タグ :渓流料理

Posted by natulog@はじめての! at 15:38Comments(0)渓流釣り

2015年06月03日

リバレイ~フローターヒストリー


カタログヒストリー

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リバレイ フローターヒストリー
当初「フローター」は海外で生まれ、本来「フロートチューブ」と呼ばれている巨大な「浮き輪」でした。
起源には諸説が有ります。ハンターが、音もなく気配を消して水鳥に忍び寄るのに多用されたとも言いますが、アメリカの道なきハイランドレイクでの登山釣行には、ボート本体の運搬が困難な為、タイヤチューブに乗り込んで釣りをしたと言うのが定説です。
その姿は裸のタイヤチューブに簡易式の布製椅子を取り付けただけのシンプルな物でした。

フローターは必要に迫られたフィッシャーマンのアイデアから生まれた、「手作りの乗り物」だったのです。しかも環境保全に熱心なアメリカの州法により、エンジン等の動力の持込が禁止されているレイクでは、もはやフィッシャーマンの必需品となりました。 


日本とアメリカではバスフィッシング事情が大きく異なります。
アメリカの広大なフラットランドレイクでは、強力なエンジンを搭載したバスボートが必需品で、バスボートが無ければ目的のポイントに到達する事もできません。航行可能距離にも十分な余裕が無ければ遭難の危機にも瀕してしまいます。
一方、日本のダム湖や野池に代表される小規模なフィールドでは、強力な推力を必要とせずに、バスフィッシングを楽しむ事が可能なのです。

この風土の違いによって、当時よりアメリカではバスアングラーの使用は無く、フライフィッシャーマン達がフローターを愛用し、発展させていったのです。


私は、当時この独特の乗り物を見かけた時、純粋に興味が湧きました。
「日本のアングラー達に、その素晴らしさを紹介したい!」
「もっと日本のバスアングラー向きの使いやすいフローターを開発したい!」 
初めてフローターがリバレイのカタログに登場するのが「1987年」。
今から約17年前の事になります。

当時、日本ではフロートチューブによるバスフィッシングは、今ほどメジャーでは無く、ほんのわずかなフライショップが海外から輸入した物か、個人輸入などの一部のマニアックなアングラーの使用に限られていました。


ある日、ショップのオーナー様から、「リバレイさんで、フローターを扱って見ては」と、ご提案を頂き、早速サンプルを海外から取り寄せてなんとか手に入れ、営業会議に提案したのがスタ-トでした。会議室にて、フローターを膨らませて、得意気にプレゼンテーションを行った結果、先輩営業マン達から次々と出た言葉は、
「安全性に不安がある」「こんな妙な物売れない」
…結論は「ボツ」でした。

当時社内でも、フロ-タ-フィッシングの経験者は、私1人のみ。
他の営業達には、浮き袋のオバケ程度にしか理解できなかったのかもしれません。
一度フローターの世界に踏み込んでしまった私自身どうしても諦めきれず、アメリカの展示会に赴き、現地企業との共同開発で販売をスタートさせました。その後、なんとか自社工場製でテスト品を作る許可を得る所までこぎつけるのに、なんと1年近い歳月を費やしました。 

工場に、サンプル商品を持ち込み、見様見真似で試作品の製作に取り掛かりはしたものの、体重加重による座席部の破れや、空気圧によるファスナーの破損など…。次々に問題が起き、なかなか満足のいくサンプルが出来上がらないのが、現実でした。
今、販売されている物よりも、更に素晴らしい物をどうしても完成させたい。「泳げない」とか「冷え性」だとか、本気で嫌がるミシン場のおばさん達に頼み込んで、実際の野池にまで連れ出し、試乗してもらいながら各部分に掛かる負担箇所、破損個所を確認し、構造と素材を改正するテストを、延々と繰り返し、ようやく、国産初のO型フローター第1号が完成しました。 


世の中ではどんどん新しいフィッシングタックルが開発され、それを駆使するアングラーが各地に溢れ返っています。徐々にフィ-ルドでの、人為的フィッシングプレッシャ-が高くなるのに比例して、野池でのフローターアングラーの数も急激に増え始める。そんな時期でした。同時に経験の浅いフローターバサー達も増加し、今までには無かった多くの要望が寄せられます。
「操作性の向上」、「乗り降りの際の安全面」を考慮した、NEWタイプのフローターの必要性を強く感じた時期です。

私が目指したのはタイヤチュ-ブ使用のO型タイプに加え、画期的なウレタン素材を使用したチュ-ブの製作。
V型、U型、H型フローターのラインナップを揃え、フローターアイテムを中心とする「Rivalley RED LAVEL」ブランドを新たに立ち上げたのが、1996年。
今思うと、ここからが本格的ブ-ムの到来と言えるかもしれません。


各地でフローター人口が増えるにつれ、他社製の低価格フロ-タ-が店頭に多く並ぶようになり、営業からコストダウンを強く要望される日々が続きました。確かにタイヤチューブを、国産品から中国製に変更したり、ウレタンチューブをPVC製に変更すると、大幅に販売価格は下げられるでしょう。
しかし、クオリティ-の低下につながるコストダウンを、ユーザーは希望していない。
ましてや、更に使い易く機能を向上させた新商品の開発に対する歯止めは、絶対に反対とする考えをつらぬく。逆に価格は据え置き、安全面、アフターサービス等をより一層充実させ、国内ナンバーワンのフロ-ターブランドを目指したのも、この時期でした。

現在、20年近くフローターの企画に携わり続け、ようやく現在の「Rivalley RED LAVEL」の商品アイテム群が完成致しました。多くの評価や応援、時にはお叱り、アドバイスを頂きながら、更に商品内容の改善改良を施し、今も探求し続けています。


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今までユーザー様より商品を企画する上での貴重なご意見、ご要望を、日本全国のフローターアングラーから非常に多く頂いた事に、本当に心から感謝しています。

又、一人でも多くのバサーに、フローターフィッシングの素晴らしさを体験して頂く為に、フロータートップシェアメーカーとして、商品を開発し続けて参ります。


全てのバスアングラーへ「フローターフィッシング」を満喫した時間が、素敵な宝物となりますように。



リバレイ フロータ-企画担当者
                  
                                                


















                                 




















                                          
  

Posted by natulog@はじめての! at 15:13Comments(0)ブランドヒストリー