

LED(Light Emitting Diodes)とは、発光する半導体素子です。
LEDの特徴:
- 白熱球と違い、フィラメントがありません
- 白熱球と比較して、省電力かつ長寿命
- 様々な形状や色を実現可能
ペツルで最初のLEDを使用したヘッドランプは2000年に誕生しました(『ティカ』)。
ペツルのヘッドランプで使用されるLEDは2 種類あります:
- 5mm径の砲弾型LED (例:『ティカ 2』 『ジプカ 2』)
- ハイアウトプッLED (例:『ティカ XP2』 『ピクサ 3』)

 ペツルのヘッドランプに使用されているLEDは白熱球と比較して 消費電力が低いため、長時間照射することが可能です。 消費電力は照射レベルを変えることによって調節することができます。 使用目的に必要な光の強さや照射時間に合わせて照射レベルを 選択することができます。 |  通常LEDは白熱球と比べて弱い光を放ちます。 また明るさは電池の消耗と共に落ちていきます。 明るさを上げる方法は2通りあります: - 光源の数を増やす - 一時的に電流を上げる(例:ブーストモード)
例:『タクティカ XP』のブーストモードは、最大レベルの1.5倍の強さの光を 最大20秒間照射可能 |
 ハンティングやフィッシング等、用途によっては白色以外の光 (目立たず、夜間視力を維持しやすい)の方が適している場合があります。 このような場合は、カラーレンズを使用します。
 例:『タクティカXP』のカラーレンズ(レッド、グリーン、ブルー) |  LEDの光の特徴は全て同じではありません: - 5mm径の砲弾型LED はレンズと一体になっています。 近距離照射用の光にするためにワイドアングルレンズを必要としません。 - ハイアウトプットLEDは、光を集めるための別のレンズを必要とします。 |
 LEDには、その構造上の特性により、極性があります(陰極と陽極)。 このため、電池を正しい向きにセットすることが重要です。 電池を誤った向きにセットすると、LEDは発光しません。 照射性能は、使用する電源によって大きく異なります。 |  一般的にLEDは白熱球よりも発光効率に優れています。 |
 一般的にLEDの寿命は、光束が初期の値の半分になるまでの時間と 考えられています。高品質のLEDは、通常の電圧と電流のレベルでは、 10万時間に近い寿命を持ちます。 ただしこのレベルでは、放出する光はとても弱いものになります。 ペツルのヘッドランプでは、強い光を照射するために電流をコントロールして います。このため、LEDの平均的な寿命は連続5000時間です。 |  5mm径の砲弾型LEDは透明樹脂で成型した構造で、またフィラメントも無いので、 衝撃や振動に強いとういう特長があります ハイアウトプットLEDは構造上、直接的な衝撃からの保護が必要になります。 レンズがこの役割を果たします。 |

レンズはライトに不可欠な要素のひとつです。
白熱球や蛍光灯、LED等の光源から出る光は、レンズを使用することにより集中または拡散させることができます。
レンズには固定式のものと可動式(または取替式)のものがあり、用途によって使い分けることができます。

リフレクターは鏡のような働きをし、光を特定の方向に向けて反射させます。 放物面状や平面状のものがあり、内側の表面は鏡のようになっています。 | 
レンズの素材は主にガラスまたはプラスチックです。 形状によって、光線を拡散させるものと集中させるものがあります。 |
Posted by natulog@はじめての! at 11:44│
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