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natulog@はじめての!

2015年05月26日

アウトドア クッキング豆辞典


はじめに

キャンプでの最大の楽しみは何といっても「野外で食べる食事」ですよね。誰でも一度くらいはハンゴウをしたりBBQをしたりという経験が有ると思います。なかでもキャンプで食べる朝ご飯は格別です。朝の澄みきった空気の中で食べる一枚のトーストとベーコンエッグ、あとはシェラカップ沸かしたコーヒー。


 こんなありふれた料理でも大自然の中ではいつもより数倍もおいしく感じるものです。

ここでは、こんなにおいしい料理を作るために欠かせないアウトドアのクッキング用品についてお話しします。これを読んでおいしいアウトドア料理を作る時の参考にして下さいね。


第一章 シェラカップ


 シェラカップとは右のようなカップのことです。使ってみるとこれがなかなか便利で、キャンプには手放せないツールになってしまいます。さて、その機能と特徴は?



機能と特徴
1. 収納に便利
 スタッキング(重ねて収納する)ができるのでもし10個持っていったとしてもサイズはあまり変わりません。またハンドルがフォールディング(折り畳み)できるタイプも有り、こちらはソロ用のコッヘルの中にスタッキングできます。


2. 火にかけられる
 ステンレスやチタンなどの金属でできていて直接火にかけることができます。驚くことにそのまま口につけても唇を火傷しません。これはステンレスやチタンの熱伝導率がアルミなどと比較して低いことや、(アルミはメチャ熱い)リムにハンドルのワイヤーが巻いてあるためです。

熱伝導率の比較
ステンレス
チタン
アルミ
0.039
0.041
0.490
(数字が1に近いほどよく熱を通す。

 

3.計量カップにもなる
 目盛りがついているため、計量カップとしても活躍します。本格的なアウトドア料理に挑戦するときにはとっても重宝するでしょう。

 

4.とっても丈夫
金属でできているので落としても割れないし、もし焦がしてしまったとしてもクレンザーで磨けば元どおり。


 

シェラカップの活用術

1.コーヒーや紅茶を沸かして飲む。ヤカンを使わなくてすむので一人のときはとっても便利、後片付けもカップを洗うだけで楽チン。

2. 水の量が解るので、ドライフードやインスタントラーメンもおいしく作れます。インスタントのスープなどは水を入れて粉末スープを入れて火にかけるだけ。(お湯を用意しなくてすむ)

3.BBQの時の取り皿。野外でのBBQは立ったり座ったりと動きまわるので、ハンドルのついたシェラカップのほうがお皿よりも断然便利!また2個同時に片手にに持てるので2種類の味が楽しめたりする。

4.鍋やフライパンとして利用。油を引けば目玉焼きも作れるし、肉だって焼ける。やろうと思えばご飯だって炊ける。(うまくは炊けないが食えるようにはなるぞ!)

5.アイデアしだいで色々使えます^^;(自分で考えてね。)


第二章 マグカップ

 アウトドアの食事で一番やっかいな問題は、野外での食事のため、料理がすぐにさめてしまうことです。
まあ、アウトドアなんだからあまり細かいことは気にしないでおきましょう。
でも飲み物くらいは暖かいものが飲みたいですよね。
そんなニーズをばっちり満たしてくれるグッズがこれから紹介するマグカップです。

 まあ、言ってみればただのコップなんです。極端な話、紙コップでも代用はできます。
しかし、想像してみください。

”あなたは、せわしない都会の雑踏を離れ、キャンプフィールドに来ています。
ディレクターズチェアに腰掛け、流れる雲のごとくゆっくりと時間がすぎていくのを肌に感じながら、何かを懐かしむような優しい目で遠くを見つめながら熱いコーヒーをすすります。”

 どうですか?この、まるで片岡義夫の小説に出てきそうなおしゃれなシチュエーションで紙コップではいかんのですよ!わかってもらえます!? 
というわけであなたのキャンプライフを贅沢に演出してくれる小物、マグカップの紹介をしましょう。



マグカップの材質

1.ステンレス
重量があり安定感抜群です。熱伝導性が低く、熱いコーヒーを入れても唇を火傷することもありません。 高級感があり、人気があります。

2.チタン
いわゆる金属臭さがありません。 軽くて強いという特徴ながら、ステンレスに近い熱伝導性です。バックパッカ―など荷物を軽くしたいユーザーにお勧めです。 

3.ホーロー
スチールの表面にホーロー加工を施しています。 強くてお手入れが簡単。 お手ごろ価格も魅力です。 ファミリーにおすすめ。 

4.陶器、コレール
やはり食事は陶器が一番というユーザーにはこれ。アウトドア用は軽くて破損に強い強化ガラスを使用した製品が主流です。 

5.樹脂、メラミン
軽くて強くてお手入れが簡単。 特にメラミン樹脂は耐熱性抜群で汚れが落ちやすいという特徴があり、アウトドアユースに最適です。 


第三章 ご飯を炊く


アウトドアで美味しくご飯を炊くための基本ワザ 

1.計量
* ハンゴウを使う場合は、内ブタ一杯が2合-2.5合(表示有り)鍋で炊くので計れないという場合は、マグカップなどで計る。

2.水加減
* 水加減は米の量と同量もしくは 1.2倍くらいが目安です。
(新米もしくは固めのご飯が好きな方は、米の量と同量くらいです。) 
* 米の量を測るのが面倒なあなたは、米の上から人差し指の第一関節がつかるぐらいを目安にすると良いでしょう。 

3.待つ
* 水加減を調節してから20分-40分そのままにしておくと米と水が良くなじんでふっくらと炊けます。
(面倒ならそのまま炊いて下さい。) 
電気炊飯器も実は、スイッチを押し手から、20分くらいは美味しく炊くために待っています。そのため早炊き機能が付いているのです。

4.炊く
焚き火で炊く場合
* 最初にクレンザを水で溶かし、ハンゴウ又はナベに塗るとススを取るのが楽です。 
* 水が沸騰するまでは強火になり過ぎないように気つけ、沸騰すれば強火にする。 
* 吹きこぼれてきたら、火力を落とす。 
* 湯気、グツグツ音がなくなれば火からおろす。 

炭火で炊く場合
* これが一番カンタン、BBQをしながら、一緒にハンゴウを置いて置くといつの間にか炊けています。火 
* 加減は気にせず、吹きこぼれてきたら火力の弱そうな所に場所を変える。 
* 湯気、グツグツ音がなくなれば火からおろす。

コンロで炊く
* 一番確実なのがこれです。最初、強火で水分が少なくなってきたら(湯気もしくは吹きこぼれてきたら中火)。 
* 湯気グツグツ音がなくなれば火を止める。 
オススメ技-グツグツといいだしたら石などを置いておくと圧力が逃げずに美味しく炊けます。 

5.蒸らす
* ハンゴウの場合はひっくり返して蒸らすと効果的です。だいたい15分ぐらいで良いと思います。蒸らしている間に、味見して判断して下さい。

 



美味しいご飯を炊く道具
1.キャンプといえば飯ゴウですがハンゴウには兵式ハンゴウと丸型ハンゴウがあります。多くの人がハンゴウといえば兵式ハンゴウの方をイメージすると思いますが、丸型ハンゴウの方が実は使いやすいのです。それでも兵式ハンゴウが売れるのはやはりイメージの問題なのでしょう。


2.最近はコンロでご飯を炊く方が多いので、その場合は厚手のアルミ鍋をオススメします。(薄いと焦げ易いですし、ステンレスだと熱のめぐりが一定ではないからです)


第四章 ダッチオーブン


 ダッチオーブンはアメリカを代表する優れもの調理用具です。 なんといっても煮る、蒸す、焼く、その他色々な調理方法が取れ 、最大の特徴は本体の大きさを変えると、重ねて使える特徴を持っています、一段目はローストチキン、二段めはパンを焼く等 、工夫次第であなたのキヤンプクッキングレシピが増えます。 ぜひダッチオーブンクッキングにチャレンジして下さい。

代表的なメニュー
 ローストビーフ、ローストチキン、パン、スコーン、ピザ、焼きいも、チリビーン、etc...


ご使用前のお手入れ方法
* 本体は最初、錆止めのためにワックスでコーティングされていますので、スポンジを使って中性洗剤で洗い流してください。


慣らしの方法

慣らし(シーズニング)はダッチオーブンを熱に対して強くし、ひょうめんの微粒子を油で埋め、焦げ付きにくく、錆びにくくします。

フタ
1. 表と裏に無塩油(オリーブ油等)をペーパータオルでまんべんなく薄く塗ります。
2. ガスコンロにかけます。 火加減は弱火でじっくり・ゆっくりと表裏それぞれ1時間熱します。
3. 終わったら、自然に冷まします。(絶対に水をかけたり衝撃を与えてはいけません)

本体
1. 内側と外側にフタと同じように無塩油をまんべんなく薄く塗ります。
2. フタと同じように慣らしを行ってください。
3. 終わりましたらフタと同じように冷ましてください。
4. ガスコンロに再度かけ、暖めてから香りの強い野菜屑(ねぎ、玉ねぎなど)を炒める。(鉄臭さをなくします)
5. 3回野菜を炒めたら、古い油を丁寧にぬぐい、新しい油を薄く塗り、野菜なしで軽く熱し(弱火で3分)、自然に冷まします。

これで準備終了です。

ご使用後のお手入れ方法
本体を十分に冷ましてから下記のように手入れしてください。

1. 残った料理は別の容器に移してください。(本体で料理を保存しないでください。)

2. ペーパータオルで軽く汚れをふき取ってください。

3. 本体に水を満たし、フタをして加熱します。沸騰したらフタを取ってぬるま湯程度に冷まします。

4. 焦げ付きがある場合はお湯を張ったまま木へらで出取り除きます。

5. スポンジなどでやさしく丁寧に洗います。(金属たわしやスチールウールは使用しないでください。)

6. 洗い終えたら水洗いし、本体とフタを別々に火にかけて水気を飛ばします。(熱しすぎないでください。) 


保管方法

オーブン内部に湿気がこもらないように(錆びないように)する為、内部に新聞紙などを詰め、フタと本体の間に割り箸などで隙間を作り空気が循環できるようにしてください。





Posted by natulog@はじめての! at 16:12│Comments(0)クッキング
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